ワクチンについて
混合ワクチンを接種しましょう
鹿行地区でも各種伝染病が流行しています。ワクチン接種により愛犬・愛猫に抵抗力(抗体)をつけておくと、もし感染した場合でも発症しなかったり、発症しても軽い症状でおさえることができます。定期的なワクチン接種で予防できる病気は予防し健康を保ちましょう。
犬のワクチン
狂犬病ワクチン
狂犬病予防のワクチン接種は、法律で定められていて、必ず毎年接種しなければいけません。初年度は登録(ワンちゃんの戸籍のようなもの)も必要です。
検温・体重測定・聴診等の健康診断を行ってから接種いたします。診察時間内でしたら、いつでも狂犬病予防接種が可能(予約不要)です。
- 鹿嶋市、神栖市で犬を飼われている方
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登録に伴う鑑札の交付、注射済票の交付ができます。(市役所に行かなくても手続きができます。市に支払う注射済票交付手数料550円もお預かりします。)
※すでに登録済のワンちゃんに注射される方は、役場から送付された狂犬病予防注射案内はがきをご持参ください。 - 鹿嶋市、神栖市以外で犬を飼われている方
- 注射後に狂犬病予防注射済証明書をお渡ししますので、在住の市町村で手続きしてください。
6種・8種混合ワクチン
元気がなくなったり、顔が腫れるなどのワクチンアレルギーを起こしやすい子やダックス種に対しては、8種ワクチンではなく6種ワクチンの午前中接種をおすすめします。
猫のワクチン
3種・5種混合ワクチン
室内飼いの猫には3種ワクチン、外に出る猫には5種ワクチンをおすすめします。
ノミ・マダニ予防について
毎月1回の投与で予防できます
ノミ・マダニの駆除・予防は万全ですか?ノミやダニが寄生すると、かゆみ、アレルギー性皮膚炎、貧血をおこすことがあります。また人も刺されます。ノミでは瓜実条虫(サナダ虫)の寄生虫感染などを引き起こします。
ノミ・マダニは毎月1回の投与で予防できます。当院では、皮膚に垂らすタイプのお薬(4種類)と、フィラリア予防も一緒にできる食べさせやすい味の付いたおやつタイプのお薬を取り扱っています。投薬を忘れがちな飼い主様にお勧めです。
※最適な薬の投与方法・投与間隔はそれぞれの動物の年齢、大きさ、ノミ・マダニの寄生状況、症状などにより異なりますので、相談してください。
フィラリア症予防について
愛犬・愛猫を守るために
フィラリア症は寄生虫であるフィラリアの幼虫が蚊を媒介にして体内に入り、心臓の機能障害を引き起こす感染症です。フィラリアの感染を防ぐには、予防薬が最も効果的です。5~12月までの8カ月間、月1回の予防薬を投与します。
フィラリア症の予防を開始する前に、感染の有無を確認する血液検査を実施します。1度の採血で健康チェックもできますので、ご希望の方は事前にお申し出ください。
犬のフィラリア症
鹿行地区は、フィラリア症感染犬が毎年出ています。当院の検査も出ていますので、愛犬は大丈夫と思わず、フィラリア症を予防しましょう。
当院では、食べさせやすい味の付いたおやつタイプのお薬を取り扱っています。投薬を忘れがちな飼い主様にお勧めです。
猫のフィラリア症
猫もフィラリアに感染します。感染経路は犬と一緒です。犬と違う点は、フィラリアは猫の体内で成虫になりにくいことです。
当院では、背中に垂らすタイプの安全性の高いお薬をお出しします。ノミ・マダニも同時に駆除・予防できます。